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LIAISON BLOG

接遇研修「二度目のお礼」

「睡眠の質の向上とストレス緩和に」という謳い文句にひかれて飲みはじめたヤクルト1000も、かれこれ1年くらいになります。
今日お伝えしたいのは、そのヤクルト1000を隔週で届けてくださる女性のこと。歳は20代後半くらいだと思うのですが、笑顔がとても可愛らしい方で、お子様が2人くらいいらっしゃるのかな‥というのはこれまでのお喋りの中で何となく分かっていました。

先日、配達時間を変更してもらったので、そのおわびと、いつも笑顔で届けてくださる僅かばかりのお礼のつもりで、本当にささやかですがハロウィーンの缶に入ったモロゾフのチョコレートをお渡ししました。
そのときも、いつもの可愛らしい笑顔で、「わぁ、いいんですか。遠慮なくいただきます。」と、その女性。本当に、ほんのちょっとなんだけど、あげて良かった‥と思ったものでした。

そして、二週間後。配達に来てくださったときに、その女性は私に「先日はありがとうございました。子供たちと一緒にいただきました。上のお姉ちゃんが缶をすごく気に入って、物入に使ってるんですよ。」と、嬉しい報告までしてくださいました。
若いのに素晴らしいなと感心したのと、私はもう一度「あげてよかった」と嬉しい気持ちになりました。実を言うと、この缶なら食べ終わったあとも使えるかな‥と、思って選んだものでしたから‥尚更でした。

 

「二度目のお礼」を大切に。

 

実は私自身、この「二度目のお礼」を大事にしています。それでも、つい忘れてしまうこともあるのですが。
何かものをもらったり、親切にしてもらったときは、誰だってお礼を言います。でも、次に会ったり、話したりしたときの二度目のお礼はもっと大事。なぜなら。そのことを忘れずにいたことの表れだからです。これはお詫びも然りです。

人は何か「してあげた」ことは、よく覚えているものですが、「してもらったこと」は忘れてしまいがちです。でも、このようなことを忘れずに大切にしている人は、やっぱり素敵だなと思うのです。そして、このような小さな積み重ねがこそが信頼につながるのだと思います。

 

お返しは必要?

 

そう言えば‥と、この記事を書きながらひとつ思い出したことがあります。数年前の新人研修で、新入社員から「先輩がいつも職場にお菓子を持ってきてくれるのだけれど、お返しをした方がいいですか」という質問がありました。因みに、この質問に、皆さんはどう思われますか。
私は日本のことしか分かりませんが、確かに日本人は直ぐにお返しをさがそうとするところがあるように感じます。でも、私は、質問をしてくれた新人に、「直ぐに何かを買って、お返しをする必要はないと思います。それより、あなたが旅行にでも行ったときに、いつも先輩には美味しいお菓子をいただいていたから、気持ちばかりのお土産です‥。のようにしてみてはいかがですか。直ぐにお返しの品をさがすより、それを忘れないことの方が大事だと思いますよ。」と、私は答えました。
その方が先輩も立つし、気にかけてくれてたんだな‥ということが伝わって、嬉しさは何倍も大きいのではないかと思うからです。
オンライン社会が進んで行く中で、いえ、進んでいくからこそ大事にしたい人の心のように思います。

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<コラム>

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