あいさつの大切さをどう伝える?
先日、大分で大変な大火災がありました。一週間経った今も鎮火の目途は立っていないとのことです。今回の大火災では、住民の方同士が皆で声を掛け合って避難されたそうですが、中には自力歩行できない90代の女性を、80代の女性二人が「火事だ、一緒に避難するよ!」と声を掛け避難したケースもあったとのこと。手押し車で歩く女性の両脇を、80代の女性二人が支えるようにして非難しているのをテレビで観ました。
「なぜ、そのようにされたのですか。」というようなレポーターの問い掛けに、助け出したその女性はインタビューの最後に、「普段通り。」とおっしゃいました。「普段通り」。私はその言葉がとても心に残りました。
気持ちの良いあいさつは、
人と人、職場のコミュニケーションの第一歩
近所付き合いあいでも、職場でも学校でも、、もちろん、お客様や患者様に対しても、人と人とのコミュニケーションの第一歩は気持ちの良いあいさつです。タイパ、コスパと、効率が最優先される今の世の中にあって、ムダなものは一切排除。あいさつは必要ですか?、あいさつに何か意味があるの?、という声が聞こえてきそうですが、でも、普段気持ちの良いあいさつもできない人を、はたして突然助けたりすることができるでしょうか。
日々の仕事も互いに助け合ったり協力し合うことが欠かせませんし、お客様に対しても、ちょっとした心配りや親切-「プラスα」が欠かせません。でも、普段あいさつもきちんとできない人と、突然助け合ったり支え合ったり、プラスα心配りなどできるはずがありません。
すべてのスタートは、気持ちの良いあいさつからです。
「助けて!」と叫んでも、誰も気づいてくれない、関心すら向けてくれない、そんな世の中にならないために、コミュニケーションのスタートであるあいさつの大切さを再確認し、普段から行っていくことが欠かせないと強く感じます。
もちろん、あいさつ「する」ことが大切なのではなく、「相手がされて嬉しいと感じる気持ちの良いあいさつ」をすることに意味・価値があります。
あいさつの大切さを、新人研修や接遇研修でも、これまで以上に伝えていきたいと考えています。




